記憶にはなくても、体は忘れていません。
「記憶には残っていないのに、体だけ覚えている痛み」についてです。
・いつの間にか痛みが出る
・理由がわからないのに、同じ場所がつらくなる
・疲れると決まって肩や腰が重くなる
そんな経験はありませんか?
実はこれ、「身体が昔の負担を覚えている“身体記憶”」が関係していることがあります。
身体記憶ってなに?
脳の記憶には、
・出来事として覚える“思い出の記憶”
・体がクセとして覚える“身体記憶”
の2つがあります。
後者の“身体記憶”は、筋肉・筋膜・神経・自律神経のパターンとして体に書き込まれます。
そのため、意識では忘れていても、体は無意識に反応してしまうのです。
例えば…
・昔ぎっくり腰をした
・若い頃に無理して働いていた
・長年、人に気を使い続けて肩に力が入るクセがついた
・ケガをかばっていた側だけ動きが悪い
こうした「過去の状態」が、今の肩こり・腰痛・疲労感につながることがあります。
なぜ身体は覚えているの?
人の体は、痛みやストレスを感じると、
「もう傷つかないように守ろう」と防御反応を起こします。
すると、
→ 筋肉を固める
→ 特定の動きを避ける
→ 同じ場所に力を入れ続ける
というクセが定着していきます。
これが長期間続くことで、脳や神経が
「この動き=危険」
と学習してしまうのです。
つまり、今の不調は“今だけの問題”ではなく、
昔の緊張パターンが再生されている状態とも言えます。
忘れたはずの痛みが戻る理由
身体記憶は、環境や体調が変わると表に出やすくなります。
・寒さや季節の変わり目
・忙しさによる自律神経の乱れ
・ストレス
・ホルモンバランスの変化
・慢性的な姿勢のクセ
こうしたことがきっかけになり、昔の痛みのパターンが再生されることがあります。
「なぜか同じ場所がつらい」
「マッサージしても戻る」
そんな方は、このタイプのケースが多いです。
特に40代〜50代女性は、自律神経やホルモンバランスの影響も重なり、
昔の負担が表面化しやすい時期でもあります。
不調には“理由”があります
原因不明に感じる不調でも、
体にはきちんと理由があります。
今つらい場所だけを見るのではなく、
「なぜそこに負担が集まっているのか?」
を見ていくことが大切です。
「ずっと同じ不調を繰り返している」
そんな方は、“身体記憶”が関係しているかもしれません。
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