2025年10月20日


なんとなく落ち着かないのは、自律神経のサインかも

・疲れているのに眠れない
・頭が冴えて止まらない
・ついイライラしてしまう
そんな状態が続くとき、実は“自律神経”のバランスが乱れていることが多いです。

自律神経とは、心臓の鼓動・体温調整・内臓の働きなどを24時間休まずコントロールしている神経。
私たちの意思とは関係なく働き、
「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」がバランスを取り合うことで、
体と心を安定させています。

しかし、仕事・人間関係・更年期などでストレスが続くと、
交感神経が優位になり、常に“緊張モード”に。
体も心も休むタイミングを失ってしまいます。

呼吸は、自律神経を整える唯一のスイッチ

そんな自律神経を、自分の力で整える方法がひとつあります。
それが「呼吸」です。

息を吸う交感神経が、吐く副交感神経が働く——
つまり、呼吸は自律神経と直結しているのです。
呼吸を意識的にゆっくり行うことで、
自律神経に“落ち着いて大丈夫だよ”というメッセージを送ることができます。

サロンでも、施術中に呼吸が深まっていくと、
肩やお腹の緊張がゆるみ、表情までやわらかく変わっていく方が多くいらっしゃいます。
呼吸は体だけでなく、心までも整えてくれるんですね。

トレスが続くと呼吸が浅くなる理由

強いストレスを感じると、私たちの体は“戦う”“逃げる”モードに入り、
自然と呼吸が速く浅くなります。
これは生命を守るための反応なのですが、
現代の私たちは常にこの状態が続いてしまいがちです。
その結果、呼吸が浅いままになり、疲労・不眠・頭痛・胃腸の不調などが現れます。

だからこそ、意識して“呼吸をゆるめる時間”をつくることが大切です。

今日からできる!副交感神経を育てる呼吸法

寝る前やお風呂のあとなど、リラックスできる時間に、
背中をまっすぐにして深呼吸をしてみましょう。
ポイントは「吸うよりも吐くを長くする」こと。
例えば、4秒かけて吸い、6〜8秒かけてゆっくり吐く。
この呼吸を数分続けるだけで、心拍数が落ち着き、体が温まり、眠りやすくなります。

無理をせず“心地よく息を吐く”ことを意識してみてください。
呼吸は、がんばるものではなく「委ねるもの」。
ゆっくり吐くことで、体は自然にリラックスしていきます。

次回予告:「呼吸で整う身体」

次回はいよいよ最終回。
“吸って・吐く”という何気ない動きが、
どうして体と心を整えてくれるのか。
呼吸を整えることで変わる「私の土台」についてお伝えします🌿
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