「立っていると膝が反ってるって言われた…」
「写真を見たら膝の形がちょっと不自然かも…」
そんなふうに感じたことはありませんか？
それ、もしかすると　《反張膝（はんちょうひざ）》　かもしれません。
今回は、反張膝の原因や改善方法、そして日常生活で気をつけたいポイントについてご紹介します。

反張膝とは？

反張膝とは、膝がまっすぐを通り越して後ろ側に反ってしまう状態のことです。
特に女性に多く見られる傾向があり、一見スタイルが良く見えることもありますが、膝や腰に負担がかかりやすく、痛みや不調の原因になることもあるので注意が必要です。

反張膝の主な原因

反張膝の原因は人によってさまざまですが、代表的なものをいくつかご紹介します。

① 筋力のアンバランス
太ももの前側（大腿四頭筋）の筋力が強く、後ろ側（ハムストリングス）の筋力が弱いと、膝をしっかり支えられず反ってしまいやすくなります。

② 立ち方・歩き方のクセ
無意識のうちに膝をピンと伸ばして立つクセや、つま先重心で歩くクセがあると、膝に余計な負担がかかり反りやすくなります。

③ 関節の柔らかさ
生まれつき関節が柔らかい方は、関節が過度に伸びやすいため、反張膝になりやすい傾向があります。

改善方法

反張膝は、正しい知識と少しのトレーニングで十分に改善が可能です。

● ハムストリングスを鍛える
膝を安定させるために、太ももの裏側の筋肉（ハムストリングス）を鍛えましょう。
ヒップリフトやレッグカールなど、自宅でできる簡単なトレーニングから始めるのがおすすめです。

● 正しい立ち方を意識する
「かかと・親指の付け根・小指の付け根」の3点で体を支えるように意識しましょう。
膝はピンと伸ばしすぎず、少し緩めて立つのがポイントです。

● 靴の見直し
ヒールの高い靴やクッション性のない靴は、膝への負担が大きくなります。
足裏全体で体重を支えられる安定した靴を選びましょう。

日常生活で気をつけたいこと

ちょっとした意識の積み重ねで、反張膝は少しずつ改善していくことができます。
・鏡で姿勢をチェックする（毎朝1分でもOK）
・エスカレーターでは両足でまっすぐ立つ
・デスクワーク中も膝の状態を意識する
・ストレッチで体全体のバランスを整える
日常の中に小さな「気づき」を取り入れるだけで、体は変わっていきます。

まとめ

反張膝は、正しい知識と少しの意識で十分に改善できるものです。
「自分の体の状態に気づけた」ことが、すでに大きな第一歩。
焦らずコツコツ、自分の体と向き合っていきましょう。

あなたが今このブログを読んでくれていること、その行動自体がとても素晴らしいことです。
これからの体づくり、応援しています！

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